« 申し入れ | トップページ | 2012.4.9団体交渉まとめ(4.3申し入れ) »

2012.3.29団体交渉まとめ(3.28申し入れ)

給与に関して3月28日に申し入れをし、3月29日に団体交渉を行いました。そのまとめを以下に掲載します。交渉まとめは太字で掲載しています。

1.人事院勧告に準拠した本給の平均0.23パーセント引き下げ及び現給保障の廃止をおこなわないこと。
【理由】国立大学職員は国家公務員に比べて低い給与水準にあります。国家公務員の給与を考慮するとしても、さらに引き下げなければならない必然性がありません。

[大学]高知大学の職員の給与は国家公務員と比べて低い水準にあるわけではない。

[組合]大学が作成した資料でも、国家公務員比97パーセントとなっているが。
[大学]大学の場合、国家公務員と職員構成分布が違い、特別調整額(管理職手当)受給者の割合が少ないためそうした数字になっている。
[組合]特別調整額受給者の割合が国家公務員と同じとした場合のシミュレーションをお願いしたい。
[大学]その場合、国家公務員比で100パーセントを上回る可能性もある。
[組合]国家公務員と同じ給与水準であるべきだ、というのが組合の立場ではない。給与水準が高いに越したことはないと考える。

2.「国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律」に基づく国家公務員給与の7.8パーセント引き下げに連動した給与の引き下げをおこなわないこと。
【理由】3月12日の申し入れでも述べたように、国家公務員は、労働基本権が制約されており、団体交渉権やスト権がありません。そのことの代償として人事院勧告が存在してきたわけですが、今回の国家公務員給与引き下げは、その人事院勧告を完全に無視してなされたものであり、憲法を無視し、国家公務員の労働者としての権利を無視したきわめて不当なものと言わざるをえません。国家公務員給与のそうした不当な給与引き下げに連動した給与引き下げはおこなうべきではありません。

[大学]今回の国家公務員給与削減は、国家財政の逼迫と復興資金の必要を背景としている。高知大学も国立大学法人として運営費の70パーセントを国からの資金に依存しているという現実がある。「復興に協力しないのか」と言われると、抵抗しきれない。

3.国家公務員の給与引き下げに連動した運営費交付金の減額がなされるという説明の根拠となる資料を提示すること。
【説明】人事委員会などで大学側から、国家公務員の給与引き下げに連動した運営費交付金の減額がなされるという説明がなされていますが、そうした判断の根拠となる資料の提示を求めます。

[大学]運営費交付金の削減についてのオフィシャルな文書は存在しない。ただし、運営費交付金の削減はほぼ確実になされると状況判断している。それに備えて給与削減をおこなう必要がある。

[組合]削減がなされない可能性もあるということなのか。
[大学]その可能性は非常に少ないと考える。
[組合]運営費交付金の削減がなされなかった場合、給与引き下げ分はどうなるのか。
[大学]その場合は、職員に返すことになる。
[組合]国家公務員の給与引き下げに機械的に連動するのではなく、せめて引き下げ幅を減らすための経営努力をおこなうべきではないのか。
[大学]事務レベルの経費削減も限界に近いところまできていると考える。また、0.23パーセントの引き下げを遡及させないこと、7.8パーセントの引き下げを(4月の給与からではなく)5月の給与からおこなう、といったことも、経営努力として理解してほしい。
[組合]いっそうの経営努力が必要なときではないのか。これほど給与が下がると、人材の流出もおきかねない。
[大学]運営費のかなりの部分を人件費が占めている地方国立大学の場合、努力の余地が限られる。さらなる経営努力という場合、教育・研究費の削減とか非常勤職員の給与見直しといったことも俎上にのぼるかもしれない。
[組合]私たちが言う経営努力とは、すべての職員の賃金を維持し、労働条件を維持するための経営努力だ。

« 申し入れ | トップページ | 2012.4.9団体交渉まとめ(4.3申し入れ) »

団体交渉申し入れ・報告」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2012.3.29団体交渉まとめ(3.28申し入れ):

« 申し入れ | トップページ | 2012.4.9団体交渉まとめ(4.3申し入れ) »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ