未払い賃金請求訴訟第9回口頭弁論のご報告
2015年6月19日、高知地裁で第9回口頭弁論が開かれました。主な内容は、原告側準備書面(7)(8)の提出と、次回期日の設定で、約6分で終了しました(過去最速ではないかと思います)。傍聴者は17名でしたが、せっかく来ていただいたのに申し訳ない気もします。 口頭弁論後は弁護士会館に場所を移して、13名で口頭弁論報告集会を行いました。今回の準備書面(7)は今までの判例で示された就業規則の不利益変更の際の厳格な条件を整理し、(8)は不利益変更の必要性がなかったことを改めて主張したものです。 被告の反論である準備書面の期限は8月3日、次回第10回口頭弁論は9月4日の予定です。そろそろ主張が出揃い、証人尋問に入っていきそうな雰囲気です。質疑では、京大の判決の問題点、他大学の裁判の状況、国旗・国家の「要請」問題などが議論されました。 今回は、全大教の長山さんや、高知県労連の方たちが来て下さいました。どうもありがとうございます。そろそろ佳境に入っていきそうです。引き続きご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

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